仰げば尊し(ブラバンキッズ)

      2016/09/22

日曜劇場で「仰げば尊し」というドラマがやっています。

日曜劇場と言えば、お父さん枠として有名で近年では「半沢直樹」・「下町ロケット」のヒットを飛ばしています。今や最も安定している枠かもしれません。その枠で何でイケメン俳優続出の「仰げば尊し」?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、中沢忠夫先生の伝記物語と考えればこの枠がぴったりと言うことのなるかもしれません。果たして視聴率がどのくらい行くか見物ですねえ。従来のお父さん枠視聴者+イケメン目当ての視聴者と言うことで15%はいくのかな。

野庭サウンド

全日本吹奏楽連盟のレジェンダリーコレクションに堂々選ばれています。他には天理高校、習志野高校、関東一高、秋田南高校があります。並み居る名演奏の中でも第1集に選ばれるほどの名演と圧倒的人気を誇っていた野庭高校ですが、ドラマの通り学校としてはあれていた学校らしいですね。私も、野庭高校OB楽団の演奏を何回か聴いたことがあります。年に何回か横浜市栄区周辺で演奏会が行われているようです。いまは、それぞれ別々の人生を歩んでいる方々が、再び集まって、(ほとんど合同練習もできないでしょうに)演奏会を行っているのです。その団結力の一端をドラマで表現できていればすばらしいものになると思います。演奏会はそれはもう感動しましたねえ。もしかしたら、今まで行った吹奏楽の演奏会で一番感動したかもしれません。的なことをレビューで書いてきたような気がします。実際すごかったです。特別技術がうまいとかどうこうではなく、先生の教え通り「音楽は心」。それを地で行った演奏でした。最近テレビでよくカラオケ番組やってますけど、素人の歌ウマの方が点数は行くんですよね。でもプロとどっちが心に響くかって言えばプロの方が点数低くても心に残るんですよ。野庭サウンドはそんな演奏かな。心に音楽を届けるためにはどうすればいいか、を追求した学校だったのではないでしょうか。

野庭サウンドは永遠に

こうしてテレビに取り上げられ、野庭サウンドは永遠に語り継がれていくんでしょう。模範生の学校では決して成し遂げられなかった物語として。結構、本とCD売れるんだろうな。吹奏楽コンクールも盛り上がっちゃう。来週はいよいよ県大会の予選が始まります。みんなファイトだよ。

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